旧藏内邸は12月28日(月)~1月4日(月)まで休館いたします。
宝蔵で「引札展」を開催しています。令和3年2月末まで
引札(ひきふだ)は年末に商店がお得意先に配る暦やチラシ広告のことです。明治時代には錦絵(多色浮世絵)を継承した木版で手摺りされ、派手で華やかな、まさに「客の目と心を引く」ものとして流行しました。
図柄も商売繁盛の神様「恵比寿」や七福神、福助、福の神、また美人画や長寿のシンボル浦島太郎や高砂の翁媼など縁起物の図柄が好まれました。
展示している24枚の引札は、築上町伝法寺の旧竹内家住宅(古民家食庵伝法寺庄)で保存されていたもので、主に城井谷の商店や酒屋の広告です。