まつり・伝統芸能・信仰 楽打

安武楽 (やすたけがく)

寛文2年(1662)築造の大西池と水路の安全、飢饉疫病退散を祈願し春の神幸祭に奉納されます。「杖つき」という剣術で神域を清め、大鉦と小鉦のリズムに合わせ中楽の大人と外楽の子供が締太鼓を叩きながら舞います。拍子取りで「ナンマイザンブ」といい、念仏踊に由来すると思われ、宇佐から伝承されたといわれます。中楽は菅傘に狩衣、紺色の袴に腰簑、白足袋に草履で、外楽は豆絞りの手拭いを被り、紺色法被、御幣飾りを背中に立てます。
(満田神社5月3日、4日)

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