歴史と人物 人物

征矢野半弥 (そやのはんや)

鹿ノ戸公園(赤幡)

征矢野半弥 (1857~1912) は安政4年小笠原藩士の長男として小倉城下に生まれ、9歳の時長州戦争から逃れ、ここ赤幡に移住しました。その後豊津藩育徳館、鍋島藩校に学び江戸に出ます。帰郷後は自由民権運動に力を注ぎ、「九州改進党」「豊前改進党」で活躍し、明治17年より県会議員として九州大学誘致など教育行政に携わりました。明治21年自由党入りし、27年からは6期にわたって国会議員として八幡製鉄所の誘致、北九州工業地帯の発展に寄与しました。また24年から20余年にわたり福岡日日新聞(西日本新聞)の社長として日刊紙の基礎を築きました。

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