まつり・伝統芸能・信仰 神楽

寒田神楽 (さわだかぐら)

寒田神楽(国指定重要無形民俗文化財)

寛文5年(1665)、山霊神社火災の時に神職の岡田平治が火災を鎮めるため呪文をとなえたことから秋祭の鎮火祭で湯立神楽を奉納するようになったと伝えられ、式神楽に加え、湯立神楽が有名です。湯立神楽は鉄釜で湯をたぎらせ、猿田彦神が探湯をして祓い清め火渡りを行う。舞庭に高く立てられた湯鉾と呼ばれる孟宗竹をよじ登り、先端の御幣を切り落とし天孫降臨を表すといいます。修験道の影響がみられます。昭和52年に福岡県無形民俗文化財に指定。寛文4年(1664)の手力雄命、元禄10年(1697)の天鈿目女命の面が保管されています。
山霊神社に奉納。(正月、5月4日、5日、10月第3日曜)

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